ハノイ市では9日朝、市内各地で今年2回目となる人民軍への新兵入隊式が行われた。13の区・町・郡から約2000人の青年が兵役義務を果たすために入隊した。このうち志願者は725人、大学・短大・中等職業学校卒業者は833人だった。
(C)Ha Noi moi、新兵を激励するギ党委書記 |
ソクソン郡では新兵215人の入隊式が行われた。式に参列したハノイ市共産党委員会のファム・クアン・ギ書記は、「青年は兵役義務を全うしなければならない。これは国民としての任務であると共に責任でもある。ハノイの若い世代が、勇敢なベトナム軍の伝統を発揮して、任務遂行に向けて努力することを期待している」と青年らを激励した。
ソクソン郡で入隊した3人の共産党員の1人であるグエン・バン・ドゥックさん(24歳)は自ら志願した。ドゥックさん「私の両親は共に軍人なので、私が祖国防衛の仕事を受け継ぐことを、誇りに思ってくれています。軍隊に入って自らを鍛え上げたいと思います」と語った。
式典終了後、新兵らが乗り込んだバスを家族や友人らが手を振って見送った。