全国各地で8日朝、今年2回目となる人民軍への新兵入隊式が行われた。ハノイ市では、雨の降りしきる中、13の区・郡・町から約1900人の青年が兵役義務を果たすために入隊した。このうち志願者は492人で、大学・短大・中等職業学校卒業者は全体の54%を占めた。
(C) tuoitre |
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ハノイ市ホアンマイ区では、新兵95人の入隊式が行われた。このうち志願者は24人、大学・短大・中等職業学校卒業者は63人だという。同区のグエン・スアン・ビンさんも、大卒者の1人且つ志願者の1人だ。
ビンさんは、「軍の環境の中で訓練を受けられることは誇りです。これは一つの機会であり、また一つの試練でもあります。私たちは学ぶことと訓練を止めることなく、義務を全うすべく尽力することを誓います」と語った。
また、ホーチミン市では約2300人が入隊した。ホーチミン市共産党委員会のレ・タイン・ハイ書記は、入隊式に出席し、新兵らを激励した。同市では、約2300人のうち共産党員が2%、大学・短大・中等職業学校卒業者が35%となっている。
各地での式典終了後、新兵らが乗り込んだバスを家族や友人、恋人らが泣き笑い、手を振って見送った。彼らはそれぞれの部隊に割り当てられ、兵役につく。