南シナ海で発生した台風9号(アジア名:ラマスーン)は日本時間の14日18時45分現在、フィリピンの東の海上を西南西方向へ時速25キロの速さで進んでいる。
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日本の気象庁の予報によると、台風9号は17日15時(日本時間)の時点で、中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートル、暴風警戒域460キロメートルと予想されている。
ベトナムの中央気象予報センターによると、18日にも中国海南島付近の広東省に上陸すると見られている。ベトナムには上陸しない見通しだが、大型で勢力の強い台風のため、ベトナム北部の沿岸地方で大雨・洪水などの影響が懸念されている。
同センターは今後の台風情報に注意するよう呼びかけている。