ジャン・ノエル・ポワリエ駐ベトナムフランス大使とブイ・クアン・ビン計画投資相は、ベトナムの病院に対する医療設備支援に関する覚書を調印した。
それによると、フランスは、メコンデルタ地方カントー市総合病院における医療設備支援および医療人材育成向けの新興国準備金(RPE)を1950万ユーロ(約27億7000万円)まで引き上げる。
カントー市総合病院は病床数500床で、同地方最大規模の病院。なお、メコンデルタ地方は、医療人材が大幅に不足している。人口1万人当たりの医師数が保健省の基準である7人に達しているのは、カントー市とカマウ省のみとなっており、医療人材の育成が急務となっている。