保健省とワクチン医学生物学研究所(IVAC)は12日、南中部カインホア省カムラム郡スオイザウ地区でインフルエンザワクチン製造工場の完成式典を開催した。同工場は世界保健機関(WHO)の支援を受けて建設された。ワクチンの年産能力は150万本。
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これは、WHOによる「インフルエンザワクチン・グローバルアクションプラン」の一環で、発展途上国にインフルエンザワクチン製造技術を移転して6つのワクチン製造工場を建設する計画の一部だ。
IVACは1978年にカインホア省ニャチャン市に設立され、各種のワクチンや生薬の研究開発、製造販売を行っている。2006年にA/H5N1型鳥インフルエンザワクチンの開発に成功、2010年にはWHOの支援を受けてワクチン製造施設を完成させた。
2011年以降も、引き続きWHOなどからの支援を受けてワクチン製造ラインを整備し、いくつかの種類のインフルエンザワクチンの製造に成功してきた。現在もA/H1N1型、A/H3N2型、B型のインフルエンザワクチンの研究を続けている。