国連薬物犯罪事務所(UNODC)のアジア太平洋地区代表を務めるJeremy Douglas氏によると、毎年1万8000人ものベトナム人売春婦がヨーロッパに出稼ぎに行っているという。15日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
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また、マレーシア警察が2012年に行った売春活動に関する調査によると、マレーシアに出稼ぎに来る外国人売春婦の中で、ベトナム人売春婦が特に多いという結果が報告されている。マレーシアのABN Newsが報じたところによると、2012年にマレーシア国内で逮捕された外国人売春婦は1万2434人で、このうち3456人がベトナム人だった。
マレーシアではこの他、バングラデシュ、ラオス、ウガンダ、ナイジェリア、モンゴル、タジキスタン、スリランカ、ケニア、モロッコ、キルギスタン、イラン、シンガポール、香港、カナダなどから出稼ぎに来た売春婦も多数逮捕されている。
なお、マレーシアで昨年逮捕されたベトナム人売春婦の数は、2011年と比べ+2196人も増加している。マレーシアに渡るベトナム人売春婦の多くは、バー、カラオケ、マッサージ店などで働いているという。