南中部フーイエン省では最近、居住地区近くの人工林で野生のコミツバチが多く巣を作るようになった。以前は専門業者が血眼になって探し回って、ようやく発見できるものだった。30日付VNエクスプレスが報じた。
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トゥイアン郡アンヒエップ村クアンカウ峠近くの森では、1日に2~3つの巣を見つける人もいるという。住民らは巣を捕って国道1号線沿いで販売している。価格は小さいもので8万~10万ドン(約372~465円)、大きいものだと20万~30万ドン(約930~1400円)。
コミツバチはドンスアン郡の人工林にも多く出現している。同郡第3スアンクアン村に住むグエン・ゴック・タンさんは大きな巣を3つ見つけ、1リットルの蜂蜜を採取した。タンさんは「こんなことは今までなかった。中部高原地方の森林が伐採されて住む場所がなくなったため、移ってきたのではないか」と話した。
一方、「野生蜂蜜」をうたって砂糖などを混ぜた蜂蜜を売る輩も現われている。いかにも「今捕ってきたばかり」を装って売られているボトル入りの蜂蜜を見ると、多くの人が信じてしまう。本物かどうかを見分ける簡単な方法は、コップの水に蜂蜜を垂らしてみることだ。もし本物なら溶けずに沈殿するが、混ぜ物だと溶けるという。