ホーチミン市保健局によると、22日に同市ビンチャイン郡で病床数1000床の小児科病院を着工した。投資総額は5兆ドン(約236億円)、同病院はベトナムで最も近代的な小児科病院となる見通し。23日付サイゴンタイムズ(電子版)が報じた。
(C)SG Times, 新設される小児科病院イメージ |
新設される病院は、地下2階地上8階建て、病床数1000床、延べ床面積2万4940平方メートル。敷地面積は54ヘクタール、このうち、病棟部分は12.4ヘクタール。また同病院は、市内だけでなくメコンデルタ地方に住む児童にも幅広く医療サービスを提供する。
同市保険局のグエン・タン・ビン局長は、「投資総額のうち、病院の建設費が2兆5000億ドン(約118億円)、医療設備費が2兆5000億ドン(約118億円)となる。この小児科病院が開業すれば、第1・第2小児科病院の負担軽減に寄与するだろう」とコメントした。
なお、同市ではこの他、市内東部に病床数約8200床規模、市内西部に同約9300床規模、市内南部に同約5000床規模、市内北部に同約9000床規模の病院をそれぞれ2020年までに建設する計画がある。