ハノイ市情報通信局はこのほど、ベトナム郵政通信グループ(VNPT)と協力し、市内の一部の観光地区で公共無線LANサービスを提供する計画を明らかにした。18日付VNエコノミーが報じた。
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このプロジェクトは、「2020年までのハノイ市情報通信開発計画」の一環として行うもので、旧市街地や外国人観光客の多い一部の地区で公共無線LANサービスを提供する。サービスを市全域で展開しない理由について、同局は安全保障上の問題と説明した。なお、通信料は最初の15分が無料で、それ以降は有料となる見通し。
「2020年までのハノイ市情報通信開発計画」はプロジェクト総額7兆8840億ドン(約362億円)を投じて行われ、このうち3兆2000億ドン(約147億円)をベトナム政府が拠出する。
因みに、ベトナム国内ではこれまでに、◇中部ダナン市、◇北中部トゥアティエン・フエ省フエ市、◇東北部クアンニン省ハロン市、◇南中部クアンナム省ホイアン市が公共無線LANサービスを提供する方針を示している。
※最終更新:2013年6月22日11:30JST