メコンデルタ地方ドンタップ省タムノン郡のチャムチム国立公園のグエン・バン・フン管理委員長は、同国立公園が国内4か所目、世界ではちょうど2000か所目の「ラムサール条約湿地」に認定されたと発表した。サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
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チャムチム国立公園は、面積7500ヘクタール。231種類の鳥と191種類の植物が生息しており、3000ヘクタールのカユプチの林、1000ヘクタールの蓮湖を有する。
なお、ベトナム国内でこれまでに認定されたラムサール条約湿地は、◇紅河デルタ地方ナムディン省のスアントゥイ地区、◇東南部ドンナイ省のバウサウ地区、◇東北部バクカン省のバーベー湖の3か所。
ラムサール条約は、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地や湿地に生息する動植物の保護を目的として、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。ベトナムは1989年に締約国に加盟している。