ディン・ラ・タン交通運輸相はこのほど、ハノイ市の渋滞緩和を目的とした通勤・通学時間調整で、勤務および授業の時間帯を変更する2つの案を政府に提出した。28日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
提案された時間調整案は下記のとおり。なお、2つの案の違いは大学の授業時間のみ。
第1案
◇公務員の勤務時間は、中央政府職員を午前9時~正午、午後1時~6時とし、ハノイ市職員を午前8時30分~正午、午後1時~5時30分とする。
◇商業施設は、午前9時30分から午後11時までとする。
◇保育園から小・中学校の授業時間は、午前8時~午後3時30分、高校は、午前クラスを7時~11時、午後クラスを昼の12時30分~4時30分とする。
◇大学は、カウザイ区およびタインスアン区の大学を午前6時~11時、正午から午後5時とし、ドンダー区およびハイバーチュン区の大学を午前7時~正午、午後1時~6時とする。
第2案
◇カウザイ区およびタインスアン区の大学を午前7時~正午、午後1時から6時とし、ドンダー区およびハイバーチュン区の大学を午前8時~午後1時、午後2時~7時とする。