ハノイ市交通運輸局は25日、関連機関の代表を招いて、「通勤・通学時間の調整」に関する会議を開催し、時間の調整案について意見聴取を行った。同案は通勤・通学時間をずらすことで交通渋滞の緩和を図るもので、ディン・ラ・タン交通運輸相が提案した。25日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
会議では、地区別、通勤・通学者別などの時間調整案が提案された。最終的な調整案を決定するには、まだ時間が必要とされているが、調整対象の中で、最も通勤・通学時間が流動的で、影響が少ないと予想される大学生と商業施設に勤務する労働者に対して、時間調整を試験的に導入する方針を明らかにした。
同局は今後も調査を継続し、各関連機関の意見をまとめ、最終的な結論を出すとしている。