レ・ゾアン・ホップ前情報通信相は15日に行われた情報通信省通信局の発足式に出席し、情報通信相としてやり残し残念に思う事について語った。15日付VNエクスプレスが報じた。
ホップ前大臣は、任期中に通信部門が成し遂げた成果として、通信費を大幅に引き下げて競争力を高めたことと、多くのサービス産業が停滞する中で通信部門が成長を続けていることを挙げた。
一方やり残した仕事としては、携帯電話の下限料金を設定できなかったこと、携帯電話番号の桁数を増やせなかったことなどを挙げた。ホップ前大臣は、下限料金の設定は健全な競争市場を維持する上で必要な事とし、その他の料金については各企業の裁量に任せるべきだと述べた。
携帯電話番号の桁数増加については、世論の反発が大きく今も意見聴取の段階に留まっている。前大臣は以前からこの案について言及しており、実現できなかったことに悔しい思いをにじませた。