ベトドク(越独)病院の整形外科は7日、ハノイ市の高校生から小学生までを対象とした脊柱異常に関するレポートを発表した。それによると、全体の約19%が脊柱側湾症を患っているという。8日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
調査対象別で最も多かったのは中学生(22.2%)。以下は高校生が18.8%、小学生が17.2%という結果だった。脊柱側湾症は、脊椎(背骨)が側方に湾曲或いは、ねじれたりする病気。高度な湾曲になると、身長や胸部の成長に支障をきたし、心臓や肺の機能に悪影響を及ぼす恐れがあると言われている。