企業経営者など富裕層の間では、犬の誕生会や美容整形が流行しているようだ。27日付ジエンダンゾアインギエップが報じた。
ホーチミン市のある会社の社長は、ペットのレビちゃんの1歳の誕生日に全社員約60人を自宅に招いて誕生会を催した。レビちゃんはきれいなおべべを着て、ネックレスやアンクレットでおしゃれしている。社員らがハッピーバースデーの歌を歌い終わると、社長はレビちゃんにケーキのロウソクを吹き消させた。
お次は社員からのプレゼントだ。この機会に社長の歓心を買おうと、封筒に200ドル(約1万6000円)を入れる人もいる。経営陣のペットの誕生日をそらんじている人もいるほど、これが「普通」のことになっているという。
トリミングは当たり前で、美容整形手術もあるらしい。耳や尻尾の形を変えたり、二重まぶたにしたり、吹き出物を取ったり……。ペット専用の世話係りを雇う社長もいる。まさにお犬様天国だ。