運輸交通省は10日、ハノイ市のホン川(紅河)に架けられるニャッタン橋(日越友好橋)建設案件の第2パッケージ建設を着工した。9日付ダウトゥが報じた。
同案件は三井住友建設とビナコネックス総公社[VCG]の共同企業体が施工を請け負う。契約総額は15億9700万円、施工期間は30か月。請負者の選択と土地収用に時間がかかり、第1・第3パッケージより着工が遅れていた。
同案件は橋の長さ3.9キロメートル、アプローチ道路の長さ4.4キロメートル。ベトナム交通インフラ向けの円借款としては、過去最高額13兆6260億ドン(約536億円)の融資を受ける。