グエン・タン・ズン首相は15日、ベトナム赤十字社を通じて、同日から1か月間にわたり、東北関東太平洋沖地震の被災者と遺族に対する義援金を募ると発表した。これを受け、ベトナム郵便通信グループ(VNPT)とベトナム郵便労働組合連合会は、日本に哀悼の声明を発表すると同時に、1万ドル(約79万円)の義援金を贈った。17日付ザンチーが報じた。
また、17日付ザンチーによると、ペトロベトナムグループ(PVN)は16日、在ベトナム日本国大使館を通じて、同地震の被災者と遺族に対して10万ドル(約790万円)の義援金を贈った。
これに対して、谷崎泰明駐ベトナム国大使は、PVNをはじめとするベトナムの支援に感謝の意を示し、被害者と遺族に早期に義援金を送ると述べた。