社会政策銀行は直近3年間に亘って、貧困世帯・孤児・傷病兵世帯・農村地域の生徒・学生200万人向けに、総額27兆ドン(約1063億円)の奨学金を融資した。11日付バオモイが報じた。
政府はこれまでに、2度に亘り、生徒・学生向けの資金貸付枠を当初の月間80万ドン(約3100円)から86万ドン(約3400円)に、さらに90万ドン(約3500円)に調整した。貸付金利は商業銀行よりも低い0.5%となっている。
当初、社会政策銀行は窓口を通じて生徒・学生本人へ資金を融資していたが、現在では手続きが簡素化され、現金自動預け払い機(ATM)を通じて融資を行っている。