グエン・タン・ズン首相は18日、「2011年~2020年における農村の情報通信発展案」を承認した。同案件の予算は10年間で24兆ドン(約971億円)と見込まれている。19日付ベトナムプラスが報じた。
同案では、2020年までに遠隔地や貧困地域に属する村落での郵便サービス、公共通信サービスの利用率を100%に、また農村地域におけるインターネット加入率を30~40%に引き上げることを目標としている。また、山岳地方及びデルタ地方の村落の100%で、ニャンザン新聞、共産党新聞の購読を可能にする方針。
また、区・郡及び政府機関の支局やそれ以上の政府関連の高等機関は、ポータルサイトを開設し、農村地域の人々を始め国民全般に対する情報提供網の保障を目指す。