情報通信省は20日、「インターネット利用の普及とコンピューター使用能力の向上を目的とした試験的プロジェクト」を発表した。このプロジェクトは総額約260万米ドル(約2億5000万円)で、このうち214万9100 米ドル(2億1000万円)は米ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金が無償援助する。
計画によると、北部タイグエン省・北中部ゲアン省・メコンデルタ地方チャビン省の3省の農村地域にある文化郵便局、図書館、学校など99カ所にパソコンを設置し、地域住民がインターネットの利用方法を習得できるようにする。文化郵便局には1カ所当たりパソコン5台とプリンタ1台を設置するほか、インストラクターも配置する。また、図書館・学校・病院などにはパソコン約20台を設置する。