ベトナムの中絶率は東南アジアで最も高く、世界でも上位に就けており、人工中絶件数を女性の人口で割ると、ベトナム人女性の生涯における平均中絶回数は1人当たり2.5回となっている。19日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
また、初めて性交渉を持った平均年齢は5年前の19.6歳から17.8歳に低年齢化が進んでいる。ベトナム家族計画会のグエン・ティエン・チュオン副会長によると、性に関する正しい知識がないために、計画外に妊娠し無認可の医療所で人工中絶を行う女性は多いという。特に未婚女性・未成年者でこの比率が非常に高く、1週間に1人が人工中絶で死亡している。