超音波検査で異常があると診断され妊娠7か月で堕胎した胎児が、実際は異常がなかったことが分かった。胎児はその後死亡した。14日付ベトナムネットが報じた。
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中部高原地方ザライ省チューセー郡イアプラン村に住むTさんは、地元の診療所で妊娠の超音波検査を受けた際、フン医師に胎児に異常があると診断され、ホーチミン市の病院での再検査を勧められた。同市の病院での診断も同様で、医師は堕胎を勧めたという。
Tさん夫婦は地元に帰り、5月13日午前4時にフン医師の診療所で堕胎手術を受けた。家族が胎児の遺体を墓地に葬ろうとしたところ、まだ息があることが分かったため、同日午前9時半ごろにザライ省病院に駆け込んだ。
同病院の医師によると、赤ちゃんは弱っていたが体に異常は認められなかったという。しかし治療の甲斐なく、同日午後4時ごろに死亡した。