ハノイ市ドンダー区で先月仮開通したばかりのキムリエン・ダイコーベト立体交差地下トンネル(キムリエントンネル)で16日、トンネル壁面に長さ2メートル、幅10センチの水漏れ跡が見つかった。
ハノイ都市交通重点プロジェクト管理委員会のゴー・クイ・トゥアン副委員長は同日、水漏れについてはすでに承知しており施工業者に検査するよう求めていることを明らかにした。同副委員長はまた、この水漏れはトンネルの構造自体に影響を与えるものではないが、早期の修復を求めるとしている。建設コンサルタント業者が検査し、対策を提示する予定だ。
同副委員長によると、キムリエントンネルは仮開通しているが、まだ正式な引き渡しはされておらず、施工業者とコンサルタントが引き続き観察し不具合を修復することになっているという。正式開通は今年10月の予定。