公安省業務情報局のグエン・ベト・テー局長は24日に開かれた国の機密安全に関するセミナーで、昨年ベトナムではコンピューターが延べ約6000万回ウイルスに感染し、総額30兆ドン(約1650億円)の損害を受けたと明らかにした。2007年に比べ10倍近く増加している。テー局長によると、ベトナムでは約1000のウエブサイトにセキュリティホールが見つかっており、このうち461のサイトがハッカーの攻撃を受けたことがあるという。また昨年は約3万3000種類の新ウイルスを発見したが、うち36種類は国内で作成されたものだったという。