3日午前、ハノイ市ホアンキエム区クアナム地区ハイバーチュン通り69番地の前の道路で通信用地下ケーブルの設置工事を行っていた作業員が不発弾を発見した。この不発弾は長さ1.2~1.6メートル、重さは約250キログラムと見られ、地上から深さ1.5メートルの地点に埋まっていた。現場はハノイ駅から約1キロメートルの場所。
ホアンキエム区軍事指揮委員会のレ・クォック・チュン大尉は、今後爆弾処理チームが信管を抜き取って安全化する可能性が高いと話した。安全化処理の際には約2時間前から付近住民に避難が求められる。
現在不発弾の一部がまだ土に埋まった状態であるため、本体に表示された文字を読み取ることはできないが、ベトナム戦争中のアメリカ軍のハノイ空襲で投下された爆弾である可能性が高いと見られている。