ハノイ市トゥーリエム郡ドンガック村の工事現場で、大型の不発弾が放置されているのが発見され、通報を受けた同郡公安は軍隊及び土木技術者の協力により、不発弾の撤去作業を行った。14日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
調べによると、12時14時ごろ、ドンガック村1B村落で廃材回収業を営むファム・バン・ティエンさんの店に、男性2人組が巨大な金属の塊を売りに来たが、ティエンさんは金属のその形から不発弾だと判断し買取を断った。買取を断られた男性2人組が、ティエンさんの店兼自宅から15メートルほど離れた空き地に不発弾を放置したと見られている。
この不発弾はベトナム戦争時代のもので、長さ1.54メートル、直径30センチ、重さ250キロと大型のもので、起爆装置がまだ働く極めて危険な不発弾だった。