東南部ビンズオン省タンウエン郡カインビン村で地元民がウシ23頭を放牧していたところ、運河の水を飲んだ7頭が口から泡を吹いてけいれんを起こし、そのまま死ぬという事件が起きた。
この件について同省獣医支局は21日、これら7頭の死因は病気によるものではないと断定した。関連機関の調べにより、この運河の周辺には大量の化学物質を用いる金属めっき工場があり、排水を処理せずに垂れ流ししていることが分かっているが、ウシの死との関連はまだ判明していない。
同省獣医支局は具体的な死因を明らかにするため、死んだウシの胃から採取した検体を中央獣医衛生検査センターに送付し検査を依頼した。