ホーチミン市1区グエンティミンカイ通り沿いで建設中のパシフィックビルの地下工事により、隣接する南部社会科学研究所の建物が倒壊した事故(※関連ニュース参照)を受け、同市建設局は事故現場を調査し、このほどその結果を同市人民委員会に報告した。報告によると、地下工事現場では周囲の地中から毎日約600立方メートルの湧水が発生しており、このまま放置すれば周辺の建物に被害が拡大する恐れがあるという。同局は止水工事を行なうよう投資主体に求めるとともに、外務局に対し隣接する同局の建物から職員を避難させるよう要請した。