中部ダナン市の保健予防センターはこのほど、市内の路上の屋台で販売されているバインミー(フランスパンのサンドイッチ)についてサンプル検査した結果、約8割から大腸菌群・大腸菌を検出したと明らかにした。
市内の約400カ所の路上販売屋台について検査を行った結果によるもので、おこわ、バインベオ(米粉の蒸し餅)の約7割、フォー(ベトナムうどん)などのめん類と海産物の約5割のサンプルからも同様に大腸菌群・大腸菌が検出された。また、バインミーの9割以上が新聞紙を包装に使用しており、インクに含まれる鉛に汚染されている可能性がある。
ダナン市で2002年から2006年にかけて発生した25件の食中毒のうち、6件(24%)が路上販売の食品が原因だった。