ハノイ市のノイバイ空港で2月11日、税関が機内持ち込み手荷物の検査をした際、ベトナム航空客室乗務員の荷物から放射性物質を含む疑いのある物体が見つかった。管理当局によると、ハノイ発ビエンチャン行きのVN841便に乗務する予定だったベトナム航空客室乗務員ニン・ザンさんの手荷物の中から、放射線の遮断に使用される鉛のシートで包まれたプラスチックの箱が発見されたという。中には小さな技術装置が入っていた。箱の中に放射能物質が入っていたかどうかはまだ分かっておらず、現在調査中。
ザンさんは、問題の箱は知人からビエンチャンの空港で別の人に届けるようにと託されたもので、この装置が何であるかは全く知らないと話している。