ベトナム航空は、先月、同航空機の離陸直前に、機内で「荷物の中に爆弾が入っている」との冗談により、離陸を遅らせた男(※関連ニュース参照)に対する措置として、今後、同航空の利用を永久に制限する検討をしていたが、これを取り止めることを決定した。
同航空は、男を起訴せず、公安機関の判断に委ねるとしている。また、ベトナム航空局は先ごろ、同分野における違反行為の処罰に関する議定の草案を作成した。これによると、機内において安全を脅かすような情報を提供した乗客に対し、500万~2000万ドン(約4万~150万円)の罰金が課せられる。
同議定は、来年1月1日に公布される見通し。