爆弾騒ぎでベトナム航空機遅れる

2006/08/21 07:07 JST配信

 18日午前6時55分ごろ、ベトナム航空ハノイ発カムラン行きVN267便の離陸直前に、機内で「荷物の中に爆弾が入っている」と乗客が話しているのを耳にした客室乗務員が機長に報告、同便は離陸準備を停止し乗客150人全員を飛行機から降ろしセーフティチェックを実施した。また、機内の全ての荷物も検査したが、特に危険物や爆発物は発見されなかった。

 問題の乗客はノイバイ国際空港警察に身柄を引き渡されたが、「爆弾が入っている」との発言は隣の席の乗客から荷物の大きさを指摘されたために返した冗談で、飛行機の離陸を遅らせるほどの騒ぎになるとは思いもよらなかったと弁明している。警察は悪質な冗談により飛行機の運航スケジュールの変更が余儀なくされた事実を重く見て、この乗客の取り調べを続けている。残りの149人の乗客は予定を3時間以上過ぎて別の便で目的地へ向かった。

[2006年8月18日、ベトナム国営通信社]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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