19日、ハノイ市内の美容整形外科病院で豊胸手術を受けていた女性(26)が急死した。
この女性は付き添いの男性と同病院を訪れ、1,600万ドン(約10万7,000円)を支払い豊胸手術を開始し、胸に3回目のシリコン注入作業をしていたところで呼吸衰弱状態に陥った。しかし病院職員は風邪だと判断し特別な措置を行なわなかったため、付き添いの男性がこの女性の家族を呼び病院に搬送したが、搬送後すぐに亡くなった。
ハノイ市内には同様の美容整形外科病院が約200ヶ所あるが、そのうち190ヶ所までが無許可営業。死亡事故があった同病院も無許可営業だった。これらの多くの病院では医師が常駐しておらず、予約が入った時のみ外部から手術担当医師を雇い手術を行なっている。