ハノイ市タインスアン区ハディン街区在住の小学5年生が、自宅でオンライン学習中に感電死するという痛ましい事故が発生した。
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死亡したのはドンダー区タイティン小学校に通うD君(10歳)。事故は父親がイヤホンを買いに出かけている間に起きた。10日午前9時半ごろ、パソコンでオンライン授業を受けていたD君は、妹と一緒にコンセントにはさみを差し込んで感電した。
コンセントにプラグを入れても電源が入らなかったため、D君はコンセントにはさみを差し込んで直そうとしたと見られる。感電して重傷を負ったD君は、家族によって病院に救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。同事故をめぐり、警察は引き続き捜査を進めている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波の影響が続く中、ハノイ市やホーチミン市など多くの省・市では、9月から始まった新学年度でオンライン授業が行われている。今回の事故を受け、保護者の間ではオンライン授業中に子供を一人にしておくことに対する不安が広がっている。