南部メコンデルタ地方ロンアン省警察は29日、グエン・バン・チョン容疑者を強盗殺人の容疑で逮捕した。同容疑者は仲間と共に犬泥棒を行っている最中に発見されて飼い主の男性を殺害し逃走していた。
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同事件では、チョン容疑者の他に、チャン・バン・トゥアン容疑者と他1名(いずれも南部メコンデルタ地方ドンタップ省出身)が窃盗の容疑で取り調べを受けている。犯行グループは事件の2日前、仲間のうち1人の自宅で覚せい剤を使用した後、犬を盗むため、自作のスタンガンを持ってロンアン省に向かった。
首尾よく犬2匹を捕まえた後、犯行グループはタンフン郡ビンロイ村(xa Vinh Loi,huyen Tan Hung)にバイクで移動し、フイン・タイン・ハイさん(男性・44歳)の飼い犬を殺害。死体を袋に詰めているとき、ハイさん親子に発見されて揉み合いとなった。
チョン容疑者はスタンガンでハイさんを攻撃し、感電したハイさんはその場に倒れた。チョン容疑者はそのまま逃走したが、仲間の1人はその場にとどまった。ハイさんは病院に搬送される途中で死亡。警察はその場に残った犯行グループの1人の身柄を拘束し、現場検証を行った。
逃走したチョン容疑者はその後、別行動していたトゥアン容疑者と合流し、ドンタップ省に戻ろうとしたが、途中の宿泊先で警察に逮捕された。