2月25日早朝、メコンデルタ地方カントー市カイラン区フンフー地区にあるホテルの一室で、宿泊客が毒ヘビにかまれて死亡する事故が発生した。
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死亡したのはメコンデルタ地方ビンロン省在住の男性(52歳)で、借金を回収するため、同地方ハウザン省に出かけていた。用事を済ませ、カントー市にある友人宅に寄って酒を飲み、帰り際にこの友人から毒ヘビをもらった。その後、ホテルに部屋を取り、毒ヘビの入った袋をトイレに置いて就寝した。
翌朝になって男性は妻に電話をかけ、「ヘビにかまれた」と、か細い声で助けを求めた。妻は夫の携帯電話に搭載されているGPS機能で、夫の居場所を突き止め、すぐにホテルに向かったが、到着した頃には、男性は白目をむいて全身が硬直した状態で絶命していた。
通報を受けた警察が部屋を調べたところ、体長1.1メートルの毒ヘビを発見。男性の足にかまれた跡があったため、死因は毒ヘビの毒が全身に回ったためと見られている。なお、男性の友人によると、男性は酒の肴で食べるヘビ肉、特に毒ヘビの肉に目がなかったという。