ホーチミン:ハブの一種の毒ヘビ出現、街中にも

2015/06/26 15:53 JST配信

 このところホーチミン市の郊外だけではなく、街中でもハブ属の一種である毒ヘビ「グリーンピットバイパー(Green Pit Viper)」が出現している。グリーンピットバイパーは、全身が緑色、尻尾が赤褐色なのが特徴。頭部は三角形をしている。

(C)Dan tri
(C)Dan tri

 5区のグエンチャイ通りで22日午後、「ヘビが出た!」と叫び声が上がり騒然となった。男性が尻尾をつかんで道路に叩き付けて殺し、事なきを得た。しばらくすると別の2匹が現れたが、棒で叩かれて下水溝に逃げ込んだ。

 中でも12区タインロック街区は、グリーンピットバイパーの出現回数が最も多い。住民らはこの2か月間に、10匹以上を殺し、数十匹を追い払った。省道19号線の路肩には、ヘビの死体があちこちに転がっている。

 ホーチミン市115救急センターによると、毎日数人がヘビにかまれて救急搬送されてくるが、急激に増えている訳ではないという。ヘビにかまれた人の治療を行っている市内の病院は、同センターとチョーライ病院の2か所となっている。

[Dan tri,24/06/2015 - 09:34,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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