メコンデルタ地方カントー市ニンキエウ区アンビン地区で、ビニール袋に入れられ、土に埋められた新生児が救出された。救出された新生児の女児はまだ生後間もなく、へその緒がついたままの状態だった。タインニエン紙(電子版)が報じた。
女児はかなり衰弱していたが、発見が早かったため、命に別条はなく、現在は自分でミルクを飲めるまでに回復した。女児は同日午後、発見者の夫婦の元に引き取られた。
発見者の夫婦には子供も孫もいるが、捨てられた女児があまりにも不憫だったため、引き取ることを決めたという。夫婦は、「赤ちゃんを引き取りたいという人が大勢訪ねてきますが、ほとんど初対面で良い人か悪い人か分からないため、引き渡すことはできません。この子は養子にして私たちが育てたいと思います」と語った。