北部ハザン省ビスエン郡警察は11日、未成年者の売買春に関与した容疑で、同郡ベトラム町在住で同省バッククアン郡ベトビン高校のサム・ドク・スオン校長と、女2人(トゥイとハン)の計3人を逮捕・起訴したと明らかにした。
この事件は、ビスエン郡警察にベトラム町の複数の家庭から娘がだまされて売春させられたとの被害届が提出されて明らかになった。警察によると、トゥイとハンは処女買春を望むスオン被告に複数の少女をあっせんして金を受け取っていたという。2人はズオン被告に連絡してからターゲットの少女をホテルに連れて行き、同被告との性的関係を強いていた。被害者の少女は地元の高校生で、まだ被害届の出されていない余罪もあるとみられている。
今回の起訴を受けて、スオン被告は共産党を除名されるとともに職務停止処分を受けた。