メコンデルタ地方キエンザン省警察は4日、睡眠薬を使った強盗を繰り返していた女2人を逮捕したと明らかにした。
調べによると、グエン・ティ・タム(33歳)容疑者とチャン・ティ・ガー(44歳)容疑者の2人は、羽振りの良さそうな男性をターゲットとして飲みに誘い、その後一緒にホテルに行き男性が油断したすきに睡眠薬入りの飲み物を飲ませて金品を奪う、という手口で強盗を繰り返していたという。2人の犯行はキエンザン省をはじめとするメコンデルタ地方や東南部の11の省と市で23件に上っており、バイク4台、貴金属、現金5000万ドン(約29万円)が奪われる被害が出ていた。また、ガー容疑者は単独でも同様の手口で12件の睡眠薬強盗を行なったと供述している。2人の自宅からは犯行に使われたと見られる睡眠薬59錠が押収された。