東南アジア諸国連合(ASEAN)は18日、プノンペンで開催した第21回首脳会議において、年末で退任するスリン・ピッスワン事務局長の後任に、ベトナムのレ・ルオン・ミン外務次官を任命した。任期は2013年~2017年。18日付カフェビズが報じた。
(C) Dantri, レ・ルオン・ミン外務次官 |
ミン氏を事務局長に推すことは、今年7月に開かれたASEAN外相会議(AMM)で決まっていた。ベトナム人がASEAN事務局長に就任するのはこれが初めて。
ミン氏は外務省の官僚として30年以上の経験を有し、2004年から2011年までの7年間、国連大使を務めた。その間に、ASEAN域内の平和と安定の維持など、多くの国際問題の解決に取り組んできた。