ハノイ市で1日、南シナ海の領有権問題をめぐり中国に抗議するデモが行われた。デモには市民約100人が参加し、「打倒中国!」と唱えながら2時間半にわたり、在ベトナム中国大使館の周辺を行進した。
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共産党支配化のベトナムではデモ活動が厳しく規制されているが、国民の反中感情が急速に高まる中、当局はこの日のデモを容認した。
中国は最近、南シナ海の南沙、西沙、中沙を含む3諸島を「三沙市」に格上げしたほか、ベトナム近海で資源開発を行う意思を表明するなどしており、両国間の緊張が高まっている。