在ホーチミン日本国総領事館と同市盲人武術協会は1月29日、柔道や合気道の練習用施設の整備費として約1万3500米ドル(約160万円)の贈与契約を締結した。これは日本政府が行っている草の根文化模無償資金協力の一環。援助資金は同協会とグエン・ディン・チエウ特別養護学校に贈られ、柔道場の整備に充てられる。
同協会は、これにより視覚障害の子どもたちがより良い環境で安全に練習に励むことができると歓迎している。柔道などのスポーツに参加する視覚障害の子どもの数は増えているが、練習環境はまだ十分整備されていないのが現状だ。