レ・ゾアン・ホップ情報通信相は1日に開かれた月例政府会合で、改正報道法案の編さん状況を報告し、政府提出期限の2010年2月までの延期を承認された。法案提出延期の理由についてホップ大臣は▽報道・言論の自由▽報道活動に対する共産党の指導・政府の管理▽報道機関幹部の人事に対する政府の管理▽報道機関への情報提供▽誤報で生じた損害への賠償問題−などについて、より内容を明確にする必要があるとしている。
グエン・タン・ズン首相は同法案編さん委員会に対し、共産党の指導と政府管理の強化を法案に盛り込むよう指示するとともに、改正報道法は新しい時代に合致するよう全面的に改正されなければならないと強調した。