ハノイ市のベトナム美術博物館(Bao tang My thuat Viet Nam:66 Nguyen Thai Hoc, quan Ba Dinh, TP. Ha Noi)の2階B棟で、4月4日(火)から20日(木)まで、国際交流基金ベトナム日本文化交流センターによる巡回展「YAKISHIME - Earth Metamorphosis」が開催される。これは、日越外交関係樹立50周年記念事業の一環。
(C) 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター |
同展覧会は、釉薬をかけない素焼きの器を高温で焼成する、最も原初的な「やきもの」の制作手法といえる「焼締」に焦点を当てたもの。展覧会では、日本で独自の発展を遂げた焼締の成立から現代に至るまでの作品を3つの章に分けて展示する。
第1章は日本の伝統文化の発展に重要な影響を与えた茶の湯の道具、第2章は日本人の日常生活に欠かすことのできない食器の焼締作品を紹介すると同時に、第3章では現代の陶芸作家たちによる、焼締の技法を用いた多彩なオブジェ作品も展示する。
オープニングセレモニーは4月4日(火)10時から行われる。開館時間は8時30分から17時まで。休館日なし。入場無料(ただし、美術館の常設展のスペースに入場する場合はチケットの購入が必要)。
詳細は国際交流基金ベトナム日本文化交流センターのウェブサイトまたはフェイスブック(Facebook)ページを参照。