枯葉剤被害者協会は、ホーチミン市の戦争証跡博物館(3区ボーバンタン通り28番地)と同市文化労働会館(1区グエンティミンカイ通り55B番地)で、8月1日から12日まで、枯葉剤被害者の苦しみをテーマとした写真展を開催している。2日付バオモイが報じた。
同イベントは、枯葉剤散布から51周年を迎えた今年、枯葉剤被害者が直面している困難な生活環境に改めてスポットを当てるのが目的。
枯葉剤被害者協会の会長は、「枯葉剤被害者の生活は困難な状況にある。市人民委員会はホクモン郡の敷地4万9000平方メートルに枯葉剤被害者向けの養護施設を建設することを承認し、2012年に開設する予定だったが、土地収用の手続きなどが滞っており、建設が進んでいない」と訴えた。