- ベトナム映画部門には9作品が出品
- チャン・タイン監督の「Mai」が3冠達成
- 「あんのこと」が審査員特別賞を受賞
南中部沿岸地方ダナン市で「第2回ダナン・アジアン映画祭」が2日から6日にかけて開催され、最終日の6日には各賞の授賞式が行われた。
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9作品が出品されたベトナム映画部門では、人気男性コメディアンのチャン・タイン(Tran Thanh)が監督を務める2024年のテト(旧正月)映画「Mai」が3冠を達成した。同作品は、最優秀作品賞、最優秀監督賞(チャン・タイン)、最優秀主演女優賞(フオン・アイン・ダオ=Phuong Anh Dao)を受賞した。
また、同じくベトナム映画部門では、ブー・ゴック・ダン(Vu Ngoc Dang)監督の「Con Nhot Mot Chong」のタイ・ホア(Thai Hoa)が最優秀主演男優賞、リー・ハイ(Ly Hai)監督の「Lat Mat 7: Mot Dieu Uoc」が最優秀キャスト賞を受賞した。
なお、ベトナム映画歴代興行収入ランキングでは、「Mai」が1位、「Lat Mat 7: Mot Dieu Uoc」が2位に立っている。
このほか、アジア映画部門では、ファム・ゴック・ラン(Pham Ngoc Lan)監督の「Cu Li Never Cries(原題:Cu Li Khong Bao Gio Khoc)」が最優秀作品賞、「Inside the Yellow Cocoon Shell(原題:Ben Trong Vo Ken Vang)」のファム・ティエン・アン(Pham Thien An)監督が最優秀監督賞、入江悠監督の「あんのこと」が審査員特別賞、同じく「あんのこと」の河合優実が最優秀主演女優賞を受賞した。