- 映画「ポトフ」、ノミネート逃す
- 日本作品、3作品が3部門にノミネート
- アカデミー授賞式は3月10日に開催
アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間23日、第96回アカデミー賞の各部門のノミネート作品を発表した。
これに先立ち発表されていた、「国際長編映画賞」のノミネート最終候補となるショートリスト15作品の中には、フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督の最新作で、フランス代表としてエントリーしていた「ポトフ 美食家と料理人(原題:La Passion de Dodin Bouffant、英題:The Taste of Things)」が入っていたが、同作品は惜しくも本選へのノミネートを逃した。
日本の作品は、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、山崎貴監督の「ゴジラ−1.0」が視覚効果賞にノミネートされた。
アカデミー賞授賞式は米国現地時間3月10日に行われる。
なお、過去に本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン監督作の「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみとなっている。