東京都文京区の東京ドームシティホールで13日、「第60回ミス・インターナショナル世界大会(The 60th Miss International Beauty Pageant)」が開催された。ベトナム代表は惜しくもトップ15入りを逃した。
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ミス・インターナショナルは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3年ぶりの開催となった。世界中の国・地域から集まった出場者66人の中から、民族衣装やイブニングドレス、水着、スピーチ審査などを経て、「2022ミス・インターナショナル」が決定した。このほか、2~5位、ミス五大陸、特別賞の受賞者も発表された。
大会の末、ドイツ代表のジャスミン・セルバーグさん(23歳)が「2022ミス・インターナショナル」に輝いた。
ベトナム代表のファム・ゴック・フオン・アインさん(24歳)は、民族衣装審査でレ・ロン・ズン氏とタン・グエン・アン・カー氏がデザインした、ポインセチアをイメージしたアオザイを披露。イブニングドレス審査では、レ・タイン・ホア氏がデザインを手掛けた、桜をモチーフにしたドレスを着用し、注目を集めた。
決勝大会を前に、ビューティーコンテストの専門ウェブサイト「ミソロジー(Missosology)」ではトップ7位入りが予想されていたが、アインさんは惜しくもトップ15入りを逃した。
アインさんは「ミス・ベトナム2019」で準ミス1位となり、ミス・インターナショナルへの出場権を手にした。アインさんは学業優秀で、英語、フランス語、スペイン語、日本語も堪能だという。現在はモデルやMCなどとして活動している。
なお、ミス・インターナショナルは1960年に米国で誕生した。誕生から7年間は米国で開催されていたが、1970年の日本万国博覧会の開催を記念して、日本に開催権が移された。世界大会では国際平和を願う各国の代表が「美と平和の親善大使」として一堂に集い、広く世界の国々に「平和の祈り」を発信。さらに、ミスたちが個々のレベルで国際交流活動を行っている。