東京都文京区の東京ドームシティホールで12日、「第59回ミス・インターナショナル世界大会(The 59th Miss International Beauty Pageant)」が開催され、ベトナム代表がトップ8入りを果たした。
(C) vtc |
今大会では82か国・地域から集まった美女たちを対象に、民族衣装、水着、ドレス審査で15人を選出した後、ウォーキング審査でファイナリスト8人を決定。その後、スピーチ審査を経て「2019ミス・インターナショナル」をはじめとする上位5人を決定した。
大会の末、タイ代表のスィリートン・リアラワットさん(25歳)が優勝した。スィリートン・リアラワットさんは、ミス達の投票によって選出される「ミス五大陸」のアジア部門も受賞しており、審査員だけでなくミスたちからの評価も高かった。
ベトナム代表のグエン・トゥオン・サン(Nguyen Tuong San)さんは、ファイナリスト8人に選出されたが、惜しくもトップ5入りを逃した。しかし、特別賞の「ベスト・ナショナルコスチューム」を受賞し、好成績を残した。
サンさんは2000年生まれで、ロイヤルメルボルン工科大学ベトナム校(RMITベトナム)に在学中。身長171cm、スリーサイズは82-62–95cmで、今年8月に開催された「ミスワールド・ベトナム2019」で準ミス2位となった。
「2019ミス・インターナショナル」の2位はメキシコ代表、3位はウガンダ代表、4位はコロンビア代表、5位は英国代表だった。
なお、ミス・インターナショナルは1960年に米国で誕生した。誕生から7年間は米国で開催されていたが、1970年の日本万国博覧会の開催を記念して、日本に開催権が移された。世界大会では国際平和を願う各国の代表が「美と平和の親善大使」として一堂に集い、広く世界の国々に「平和の祈り」を発信。さらに、ミスたちが個々のレベルで国際交流活動を行っている。